私は「ありがとう修行」をしています。
『ありがとうの神様』という本の 小林正観さんが
「ありがとうをおよそ3万回言って祈ると
神様が願いを叶えてくれるらしい」
と言ってました。
小林さんの講演会の会場で
ガンで余命3ヶ月と言われた男性がいて
小林さんはその男性のために、参加者全員で
「ありがとうを言って祈る」ことを提案しました。
会場の300名が1分間で100回ありがとうを唱えると
「3万回のありがとう」になりました。
そして、同じ会場で再び講演のあった日
その男性は仕事で来ていなかったのですが
ガンは全て消えて元気にしているという報告がありました。
私は、それを信じます。
小林さんの本はたくさんあって、講演も大人気だったようです。
「神様を信じましょう」とか「引き寄せの法則」とか
小林さんは、そのような言い方は一切しません。
ただ感謝して生きる事、それによって実際に自身に起こったことや
周りの人に起こった出来事の話を集めて、本や講演で話している
だけというスタンスです。
毎日、感謝して生きること
物事の見方を変えて
何事に対しても感謝できることが
結果として幸せ(精神的にも金銭的にも)
につながる
という実例を、多くの人に知ってもらうこと
… それを使命とされていました。
「小林正観」は本名で、名前には使命が刻まれているそうです。
神さまに繋がる方法について
自分が納得して自然に続けられることを模索して
『ありがとうを毎日100回以上言うこと』を試してみました。
でも、なかなか100回言うタイミングがありません。
そのうち私は、お風呂で体を洗った後に湯船で言う方法だと
忘れずに毎日できるという形に行きつきました。
感謝の対象として、数々のスピ本で書かれていたのは
・自分の体の各パーツそれぞれ
・家にある植物や人工物も
・家族やご先祖様
・地元の神様 です。
私は、毎日手を合わせて目をつぶって
下記の対象を順番にそれぞれ頭に思い浮かべながら
「ありがとう」「ありがとうございます」と
小さくつぶやく形に落ち着きました。
1.自分の体
2.夫の体
3.子供の体
4.我が家のインコ・メダカ
5.我が家の植木や花
6.我が家の家電や自転車・車
7.夫の親族・ご先祖様
8.私の親族・ご先祖様
9.私の友人やお世話になった人
10.子供の友人やお世話になった人
11.夫の友人やお世話になった人
12.我が家の守り神様
13.地元の神社
14.日本各地の神社仏閣
15.世界各地の寺・モスク・教会など
16.海・大地・風・森・動植物など
17.地球・太陽・宇宙など
人はできるだけそれぞれ顔を思い浮かべて
感謝とその人の幸いを祈ります。
神様は一神教であっても、教会などが
その土地の祈りの対象・場としての力を持っている
と思っているので
建物とそこに祈りをささげる人々を思い浮かべて
神様に感謝とその土地に暮らす人の平安を祈ります。
これで200回以上の「ありがとう」を言うのに
5分ほどです。
私は、昨年の9月末頃から始めたので
今年の3月で3万回に到達したはずです。
でも、何も起こりませんでした。
ブログを見る人も相変わらず少ないし
昨年書いた絵本の内容に違和感も出てきて
鬱屈した気持ちでいました。
2~4月はこのブログの更新も出来ずに
家でゴロゴロ寝ている毎日でした。
でも、「ありがとう修行」は続けていました。
・・・そして、それが起こったのは
5月6日のことでした。
【続く】
「毎日の感謝の祈り」というと、浦沢直樹さんの漫画
『MASTERキートン』の中の話を思い出します。
ある父娘が、毎日食事前に8人程の人の名前を唱えて
感謝の祈りをするのです。
娘は知らないのですが、その名前は
父がかつて所属していた組織の仲間のものです。
娘の命を救うために、父親は仲間を裏切って死なせてしまったのです。
漫画の話ですが、世界は残酷なのだと…
世界にあまたある 人の懺悔と苦しみについて考えます。